お笑いコンビ「ダイタク」は、一卵性双生児である吉本大さん(兄)と吉本拓さん(弟)から成り立っています。
二人は熊本県熊本市出身で、幼少期から共に過ごし、それぞれ異なる学びの道を歩んできました。
本記事では、ダイタクのお2人の小学校から大学までの学歴をまとめました。



ダイタクの学歴は?小学校・中学校・高校・大学はどこ?
小学校時代は?
ダイタクこと吉本大さんと吉本拓さんは、熊本県熊本市で生まれ育ち、地元の公立小学校に通っていました。(学校名は公表されていないため特定できませんが、市内の学校であることは確実です。)
一卵性双生児である二人は、見た目だけでなく性格も似ており、幼少期から「二人一緒」であることが当たり前の環境で育ちました。
小学生時代の二人は、クラスでも人気者の存在でした。
その理由は、彼らの絶妙な掛け合いにありました。当時から既に「兄弟漫才」のようなやり取りを自然にしており、先生や友達を笑わせていたといいます。
また、母親が天然ボケの性格だったことも影響し、二人で母親にツッコミを入れる家庭内の「即興コント」が日常茶飯事でした。この家庭環境が、後のお笑い芸人としての素地を育んだと言えるでしょう。
さらに、小学校6年生の文化祭では、二人で漫才を披露する機会がありました。この時に観客からの笑い声と拍手を受け、「人を笑わせることの楽しさ」を実感した二人は、お笑いへの興味を持つようになりました。
ただ、この時点ではまだ本格的に芸人を目指す決意まではしていませんでした。
中学校時代は?
中学校は地元の熊本市立錦が丘中学校に進学。
双子という特性から、常に比較されることが多かった二人ですが、この頃から少しずつ異なる個性を意識し始めました。
大さんはどちらかといえば落ち着いた性格でクラスのまとめ役となり、弟の拓さんはやんちゃでムードメーカー的存在だったと言われています。
部活動では、大さんがバスケットボール部に所属した一方で、拓さんは陸上部に所属しました。
異なる部活を選んだことで、それぞれの友人関係が広がり、双子でありながら個々の世界を築いていくようになりました。
ただし、学校外では一緒に遊ぶことが多く、近所の友達や地元のお祭りなど、地域の行事には必ず二人揃って参加していたそうです。
また、この頃にはすでに「双子ならではのトラブル」も経験していました。
クラスメイトや先生から間違えられることが多く、「どちらが大?どちらが拓?」と聞かれるたびにお互い「俺が大!」「俺が拓!」と叫ぶお決まりのやり取りがあったそうです。
この双子エピソードが、後のお笑いネタにも生かされることとなります。
高校時代は?
高校進学の際、二人は別々の進路を選びました。
兄の大さんは熊本県立第二高等学校に進学し、引き続きバスケットボール部に所属。
部活動を通じてチームメイトと深い絆を築き、キャプテンを任されるほどの信頼を得ていました。
この頃、大さんはリーダーシップを発揮する場面が増え、後のお笑いコンビの「突っ込み役」としての役割が形成されていったようです。
一方、弟の拓さんは熊本県立熊本商業高等学校に進学しました。
商業高校では簿記や経済の基礎を学びながら、精肉部門のアルバイトも経験。
仕事に対して責任感が強く、上司から「若いのにしっかりしている」と評価されたことで、自分の力を試したいという意欲が高まっていきました。
この期間、二人は別々の学校生活を送る中で、それぞれが異なる環境で成長していきました。
高校時代の三年間で、双子という「同じ存在」から「異なる個性」を意識するようになり、お互いに少し距離を置いた生活を送ることで絆がより強まったといいます。
大学時代は?
高校卒業後、大さんは熊本学園大学に進学。
学業のかたわら、高級割烹でアルバイトをし、調理の基礎を学びました。
料理長からの勧めで調理師免許を取得するほど熱心に取り組んでいた大さんは、一時期は料理の道に進むことも考えていたそうです。
一方、拓さんは大学には進学せず、地元の大手スーパー「ゆめタウン」に就職。
精肉部門に配属され、若くして主任に昇進するなど、仕事の面でも成果を上げていました。
ただ、この頃から二人とも「やはり自分たちは普通の道では満足できないのではないか」という思いを抱くようになりました。
大さんが大学4年生のとき、ある日突然拓さんに電話をかけ、「戻ってきて一緒に芸人にならないか?」と提案し、拓さんは迷いながらも、大さんの言葉に背中を押される形で退職し、熊本に帰郷。そして、二人で本格的にお笑いの道を目指すことを決意しました。
まとめ
ダイタクの二人の学生時代は、双子ならではの強い絆と、別々の環境で過ごした経験が絶妙に混ざり合っています。
お互いの個性を認め合いながら、最終的に一緒に芸人として歩む道を選んだお2人。
熊本で育った豊かな人間性とユーモアのセンスが、今のお笑いスタイルに活かされていることは間違いありません。
双子という特別な関係をベースに、今後もますます活躍が期待されます。



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